今日西姫路倫理法人会のモーニングセミナーで
姫路経営者協会専務理事村瀬利浩さんが
「あったらいいな、こんな町」~酒飲みが見た新春の初夢~
と題して講話しました。
前々から村瀬さんの話を楽しみにしていましたが、
その夢のスケールの大きさにおったまげてしまいました。
姫路の文化を武士道文化と位置づけ、姫路駅から姫路城までを
砂利を敷き、松の木を植える。車両進入禁止にし、商業看板を撤去する。
12所線と2号線を地下道路にし、地面に昔の堀を復元する。
姫路城周辺に江戸風の屋敷を造り、内外の観光客を泊まらせる。
姫路城のライトアップを止め、灯篭や提灯にする。
400年前にタイムスリップした姫路城下町の復元です。
奈良が1300年前の王朝文化をテーマに平城京を、
京都が1000年の都をテーマにしているのに対し、
姫路は世界文化遺産姫路城を前面に「武士道文化」の復元を唱えました。
村瀬さんの素晴らしい話術にも惹きこまれ、現実に近い夢の世界に
陶酔してしまった一時間でした。
今年のトライアスロン、1000回の講演目標、その先のもう一つの人生目標など
自分なりに夢を持ち続けていると思っていましたが、しょせん自分と会社と少しの
奉仕の井戸にすぎません。
姫路には、本気で100年、200年先の姫路のことを案じているすばらしい
侍がいることを気づかせてくれた勉強会でした。