昨日吟道清峰流猶興吟詠会秋季発表会並びに考査会が
いなみ文化の森・ふれあい交流館で開催されました。
清峰流一族100人余りが一堂に集まり、普段の稽古成果を披露しました。
田中詩吟教室の門下生は13人参加しました。
8人が無級、3人が3級、1人が8段、1人が師範です。
仲間の正城房子さんが無級部門の優勝と同時に飛び級して2級に昇格しました。
私たち7人は全員無事に3級に合格しました。
3級部門では二人が1級に飛び級し、1人が2級に合格しました。。
8段の五島さんもめでたく師範代に合格しました。
生まれて初めて立つ吟台は講演台より違う緊張感がありました。
先輩たちの素晴らしい吟詠は感心感動の連続でした。
時には優雅で優しく、時には激しくて迫力ある音色と表現は、
漢詩と音楽が融合された独特な芸術を醸し出していました。
学校の試験は一晩中のがり勉で山が当たれば合格する場合がありますが、
詩吟には通用しないことをつくづく感じました。
詩吟に対する情熱と詩吟に掛けた努力の年数の賜物にほかなりません。
大師範の田中峰柳先生、総師範の首藤峰秋先生、宗範の田中峰翔先生、
宗家の若原峰洲先生のご披露に、参加者の皆さんは陶酔されていました。
詩吟の世界を垣間見ることができた貴重な一日でした。
同時に詩吟の世界に本格的に足を踏み入れた大きな一歩でした。
(写真は3級から1級に飛び級した橋爪広喜さん。無断掲載ごめんなさい)