先週の土曜日6月21日午後、ワハハの会主催で月一度のガン予防大学講座が姫路市勤労市民会館で行われました。
まず、広島大学名誉教授永井史郎先生が講演:「生活習慣や加齢が活性酸素を増やす」。
活性酸素は体内で生まれる毒性酸素で、老化、シミ、シワのほか、がんの原因にもなる。体内で活性酸素が発生すると最も大きい原因はストレス。がんはストレス社会に生きる人間に必然的な病気かも。
続いて私、木元聖花の講演:「ガン患者の漢方養生について」。
2人に1人がガンになる時代。いつ誰がガンになってもおかしくないほど、ガン患者が増えています。がんにならないためには、またガンが治るためには、なぜガンになるのか、また、なぜ自分がガンになったのかを明確にすることことが大事です。ガン予防大学講座では、免疫理論、漢方養生理論について勉強すると同時に、ガン経験者から学びます。
講座終了後、ガン患者の集いが行われました。30年前乳ガンを経験されたYさん、乳ガンを10年クリアしたTさん、膵臓ガン末期から生還したYoさんも今日参加され、体験談を述べました。
「かんになったおかげで」、という言葉がしばしばガンの経験者の口から出ています。がんを経験されて生き抜いたかたがたはみんな人間的に大きく感じますね。