2014年3月15日、NPO法人WAHAHAの会主催で安保徹先生の講演会が姫路勤労市民会館で開催されました。
その講演録をシリーズで連載させていただきます。
前回はお年寄りの薬漬けの問題についてでした。
今回の内容は子供たちの健康についてです。
子ども達の健康を考えると、副交感側に偏った生き方を考えないといけないですね。特に日本の様に国が豊かになると、子ども達って、すごく兄弟が少なくて、大事に育てられると、リラックスの副交感神経緩む生き方ですね。兄弟少なくて、お父さん、お母さんに大事にされる。後は、やっぱり昔に比べてですね、子ども達が外で遊ぶ時間が少なくなったですね。昔は、テレビもなかったですから、外で相撲取ったり、かくれんぼしたり、とにかく、体使うしか楽しみない、それがまた、子どもの楽しみでもあったわけですけど、今はやっぱり油断するとね、すごく子ども達が体使わない、家で過ごす時間が長く、すると、運動は交感神経ですけど、運動不足は副交感神経ですね。大事にされて運動しない。後、もう一つ大事なのは、私達の消化管の活動が、リラックスすると副交感神経支配なんですね。皆さん物を食べると、本当に落ち着くでしょう。満腹になるとイライラした人も、イライラがとれるじゃないですか。頭にきた人も、皆、許してくれるでしょう。その位ね、食べる事は、リラックスなんです。消化管活動は、リラックス、副交感神経支配。それと、今の子ども達は、油断すると、食べ過ぎ、飲み過ぎ、缶ジュースとか、スナック菓子食べて、ジュース飲んで、やっぱり副交感神経。で、副交感神経に偏ると、何が起こるかって言うと、身体能力の低下ですね。やっぱり筋肉とか骨格の丈夫さは、体を動かして丈夫になると言う事ですよね。で、色んな能力が高まる。じゃあ、筋肉が足りない。骨格の丈夫さが発達しなかったら、子ども達どうなるかって言うと、疲れやすくて、お手伝い頼んでも、めんどくさがる。そう言うね、身体能力の低下で、生き辛くなるんですね。