義母金玉子は1933年生まれで、今とても元気です。
42歳の時文化大革命の迫害で夫を亡くし、女手一つで5人の子供を育てながら苦労をなめ切ってきました。
私と聖花は義母を日本に招き、できるだけのことをしてあげました。
延べ6年間我が家で暮らしている間、私は自分の母のようには親孝行できなかったかもしれませんが、
義母が喜びそうなことは何でもしてあげたつもりです。
北海道を除いては、ほとんどのところへ観光かたがた温泉に行きました。
「そんなに高いものを」と言いながら、義母は心底喜んでくれました。
義母と二人で散歩するときは、昔若かりしときの恋の話をよく聞かしてくれました。
輝いている義母の顔をみていると私自身幸せになりました。… …