昨日の2013年12月24日、
朝日新聞にショッキング的な記事が載っていました。
中国安徽省蚌埠市の弁護士張紅兵さん(60歳)が、
長年口をつぐんで生きてきた真実を公開しました。
1970年2月、16歳の時張さんは自分のお母さんが毛沢東の格言を
「他人の言葉を引用しているだけ」というのを耳にしました。
「毛主席が侮辱された」と感じた張さんの目に映っていたのは、
自分の母親ではなく「階級の敵」、「反革命分子」でした。
張さんは告発文を書いて軍幹部宿舎に投げ入れました。
張さんの母はすぐ群衆の前に引きずり出され批判を受け、
4月には銃殺されました。
1966年から1976年までの10年間、どれだけの悲劇が起き、
どれだけの無辜の民が尊い命を奪われたか知りません。
1981年中国は、文化大革命を「大きな災難をもたらした内乱」と決定しました。
私は泣きながらこの記事を切り抜き、大事にファイルしておきました。(つづく)