先週の土曜日午後開かれたがん予防大学講座で私が「東洋の思想と人間の心と体」というタイトルで
講演させていただきました。
私たちが生きている地球、そしてその地球が生きている宇宙、太陽系。
もし地球と月と太陽の距離、位置が少しでもずれたとしたら、今の地球の生命、われわれ人間を
含めて存在しないでしょう。
地球が一周回転すると一日、月が地球を一周回ると一か月、地球が太陽を一周回ると一年。
その宇宙のリズムによって地球上の季節変化があり、それが地球生命体であるわれわれ人間の
体にも影響してきます。
自然の陰陽、春から夏にかけて自然界の陽が高まり、夏から秋、冬にかけて自然界の陽が減っていき
陰が増えてきます。
その自然界の陰陽の変化が人間の身体にも影響を及ぼし、ひいては健康、病気にもかくぁってくる。
だから、体に不調が生じたとき、むやみに病院に行って薬をもらって頼るのではなく、自分の体の
陰陽のバランス、気血水の流れなどから原因を探り、自然の理に従って養生をすることが大事だと
思います。
来年から10回にわたってNPO法人WAHAHAの会主催のがん予防大学講座で漢方養生の
基本についてセミナーを企画しております。