写真は昨日、10月15日地元妻鹿のけんか祭りの様子です。
雨の中の祭り、うちの桟敷でとりました。
今日から糖尿病の漢方養生について数回分けてご紹介します。
日本の糖尿病の患者数は890万人、予備軍を含めると2210万人と推定されています(国民健康・栄養調査 2007年)。
2007年から5年経った現在、その数値はもっと増えていることが想定されます。日本人の五人に一人が糖尿病もしくが
糖尿病予備軍になっています。
現代医療がすさまじい発展を遂げているのに、なぜ糖尿病患者が増え続けているのか。どうすれば糖尿病にならないのか。
糖尿病になってしまったらどうすればいいのか。
今回は、生命の摂理の視点から糖尿病の予防と治癒について考えてみたい。
糖尿病とは
食事をすると、誰でも一時的に血糖値が高くなりますが、血糖値が高くなると、膵臓からインスリンというホルモンが分泌され、血糖値を下げるように作用します。インスリンが分泌されなかったり、分泌されても量が少なかったり、インスリンがうまく作用しなかったりすると、血糖値は正常値を越えて高くなってしまいます。これが糖尿病です。通常、尿中には糖は排泄されませんが、血糖値が異常に高くなると尿に糖が出てきます。「糖が尿に出る病気」という名前の由来です。糖尿病には、主に子供の頃に発生するインスリン依存型糖尿病と、主に中年以降になって発症するインスリン非依存型糖尿病があります。日本の糖尿病の患者さんの99%は後者のインスリン非依存型糖尿病です。
続く