最近、がんの相談が増えています。
ほんとうに二人に一人ががんになる?
厚生省の発表に疑問を持っていましたが、それがまさに現実になるのかな、
不安です。
でも考えによっては、二人に一人ががんになるのだから、がんも大した病気ではないかも。
現実に、がんになっても治る人がたくさんいます。
ご相談を受けたお一人の方は60代前半の男性の方。
一か月前に体の調子が悪くなり、病院で検査した結果、肝臓がん末期、腹水がたまって治療法がない。
余命は一か月、よく持っても二か月であろう、とのこと。
検査する前は調子が悪いと言っても食事もでも、もちろん自分で歩いて病院に行きましたが、
検査結果を聞いて、一週間後の血液検査では肝機能が急激に悪くなっていました。
間違いなく、精神的なストレスが体の状態を悪くしたと思います。
いかなる状態であっても、内臓が働いている限り、助かる道はあると思います。
西洋医学で治療法がないと言われてもあきらめることはありません。
末期でも治った方がいますから。治った方がなぜ治ったのか、教えていただき、
自分でできることからやっていけばいいのです。
自分が治ろうとする力をお助けするのが漢方養生です。
もちろん、がんが治る万能薬なんかありません。
個人個人の状態、体質によって養生のやり方も変わります。
私のできることは、体質改善のためのアドバイスと養生の提案をさせていただくことです。
その中、最も大事なのは食事、薬膳です。