西穂高は涼しかった!いや、寒かった!山頂の気温は15度。ガスがかかっていて雨風で体感温度はもっと低かったと思います。でも西穂高岳、標高2909メートル、いい山でした!
連休の13日ー14日一泊二日でふれあい山歩こう会のメンバー12名での西穂高岳登山でした。
13日朝6時にバスで姫路を出発、8時間走って岐阜側の新穂高温泉に着く。そこからロープウエイで1000メートル近く上がり、そこから1時間半歩いて西穂高山荘(標高2385メートル)に着きました。なかなか立派な山小屋でした。
一泊して14日朝4時40分出発して山頂を目指す。山道はほとんど岩道で、ガスがかかって時折雨風に吹かされながらの登山。
約2時間歩いて独標(標高2701メートル)に到着。そこで二人のメンバーがギブアップして山荘まで引き返す。
後の10名のメンバーで西穂高山頂を目指して進む。
さらに2時間悪戦苦闘(?)してついに憧れの西穂高山頂に立ちました。
感無量!山頂にはガスがかかって残念でしたが、気持ちは晴れ晴れ。やった!達成感で興奮するほど!
でも興奮するのはほんの一瞬だけ。登山はまだ終わっていない。岩場の道を降りていくのがもっと大変であることは誰もが知っている。
リーダーの正均さんのリードーの下、全員無事に下山して14日夜9時40分に姫路に帰ってきました。
今回、私にとってもっともうれしかったことは、心配していた高山病にならなかったこと。実は13日山小屋でメンバー12名(男8名、女4名)で一つの部屋に泊まりましたが、男性陣の「迫力ある鼾の合唱」でほとんど眠れずでした(笑)。今までの経験した標高2500メートル以上の山ではよく高山病に苦しまれましたので、今回夜もよく寝れず大丈夫かな、と心配していましたが、まったく高山病にならず元気よく下山まで頑張れました。本当に自分の体をほめたい気持ちです。
以前から主人のエベレスト登頂の道、主人の足取り、チベット~ベースキャンプまでを一度主人と一緒に行ってみたいと思っていましたが高山病が怖く、迷っていました。このたびの西穂高登頂で、高山病にならかかったことで決心を固めることができました。
必ず一度主人のエベレストへの足取りを辿る旅をしたいと思います。
もう一つの人生の目標ができ、うれしい限りです