お旅山ののじ菊もきれいに咲いていますが、マルセイたつの工場菊の丘の菊も
満開を迎え咲き誇っています。
先週の土日姫路市安富町関地区の「かかしの里」でかかし祭りが開催されました。
住人十数人の村に136体の生き生きとしたかかしが訪ねる人を迎えてくれますが、
実にかかし人口が住人の10倍になります。
町興しとして「ふるさとかかし」を制作したのは定年退職後故郷に帰ってきた
岡上正人さん。
一人でこれらのかかしを作ったというからには感心せざるをえません。
十五年ほど前に徳島県奥祖谷稲草人村を訪ねたことがありますが、30人しか
住んでいない村に350体ほどのかかしが立っていて、感心且つ何とも言えない
寂しさをおぼえました。
マルセイもかかり祭り主催者の誘いでPRブースを出させてもらいましたが、
クラシックベンツ展示会、紙芝居、オカリナ演奏などがあって、山奥にもかかわらず
予想外の多くのお客さんが来場しました。
日本の高齢化、山村地域の過疎化は年々増していますが、都市生活本位から自然豊かな
山村村生活本位に、かかし主役の村から住人主役の村に逆戻りする日を願ってやみません。