5月18日午後、NPO法人WAHAHAの会主催のがん予防大学講座が姫路市勤労市民会館で開催されました。
まず、田中尊さんが「難病を生き抜く力」というテーマで講話されました。
田中尊さんは十数年前に「骨髄再生不良貧血」という難病を患い、余命を宣告されました。しかし彼は生き延びてきました。命をあきらめることなく、自分が人生の主役になって病気と付き合いながら今、この時を生きぬいています。ガン、難病から生きるか死ぬか、どの道を選ぶのか。田中さんの生き様から学べるものがあるように思います。
十数年前に余命を告げられた田中さんはどのようにしたら生き延びることができるのか。いろいろ苦慮しました。京大病院入院の時同じ病気を患っている子供たちから学んだこと。それは病気を受け入れ、病気を忘れることが病気に打ち勝つこと。
病気を忘れるために田中さんはいろんなボランティア活動に取り組む。
救急救命士の資格をとって救急救命活動に参加。
認知証患者をケアする介護士氏アックを取ってマリア病院で認知症患者を相手するボランティア活動にも参加。
行政からの誘いを受けて町の運営にも参加。
がん患者を支援するNPO法人WAHAHAの会の理事にもなられがん患者の支援活動にも積極的に参加。
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病気を忘れるために取り組んでこられた活動でしたが、結果的に多くの人々に感謝されるようになり、まだ多くのことを教わりました。精神的にも成長され、今も一日、一日を大切に命を生きています。
とても感動の、命の大切さを考えさせられる講話でした。
次に、WAHAHAの会の副理事長の三鍋和美さん(メンタルトレーニング)による全員参加のワーク。