11月3日の文化の日を挟んで土日の3連休があり、ゆっくり
台北観光することができました。
まずかの有名な台北故宮博物館に行きました。
玄関をくぐると孫中山の銅像と「博愛」が迎えてくれました。
一般的には、蒋介石が中国の宝物を
ほとんど台湾へ持って行ったので
北京故宮博物館にはよいものがあまり
ないと言われていますが、必ずそうとも
ありません。確かに台北には翡翠の「白菜」や
肉形石、王羲之唯一の直筆とされる書簡、
張大千の大型水墨画「廬山」など名物が
多いし、その展示もガラス箱の中にあって
近くて身近に見れるなど洗練されていました。
王羲之の書は撮影禁止で撮れませんでしたが、3000年前の青銅器の酒器には
感動しました。
また、台北故宮博物館では60万点余りの文物を常時8000点余り展示し、3か月
余りで入れ替えますので、それを全部見るには少なくとも10年以上かかると言っています。
台北故宮博物館を訪れた北京故宮博物館の鄭欣淼館長は、北京故宮博物館には180万点以上の
文物があり、数的にも名品的にも台北故宮博物館をはるかに上回るとコメントしましたが、
台北故宮博物館の林正儀館長は、数に関係なく台北と北京はそれぞ特徴あるものを所有していると
応酬したそうです。つづく。