今年の世相を代表する漢字に「令」が選ばれました。

令和の新しい時代に対する国民のおもいが思いが表れていると思います。

中国語の「令」で始まる四つ文字熟語を調べてみると、名詞型の「令」の意味より

むしろ「~をさせる」意味の動詞の使い方が主流でした。

例えば、「令人神往、令人发指、令行禁止、令人瞩目、令人作呕、令人切齿、

令人喷饭、 令人齿冷、令人捧腹、令人起敬、令不虚行、令闻嘉誉、令人吃惊、

令名不终、 令人发竖、令闻令望、令人咋舌、令月吉日、令仪令色、令人注目、

令人痛心、 令人钦佩、令人满意、令骥捕鼠、令行如流、令原之戚、令人莫测、

令出如山、 令人生畏・・・」 などなどありますが、この中のいくつかを見てみると、

「令人神往/人をあこがれさせる」「令人发指/人を激憤させる」「令人喷饭/人を

噴飯させる」「令人捧腹人を捧腹させる」のように使われます。

中国の古典を学ぶときには「令」の「~しむ、~せしむ」の使い方が出てきますが、

現代日本語ではあまり見かけないようですね。

さて、昨日は孔子のお言葉を紹介しましたが、今日は孟子の教えです。

孟子曰「天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず」

孟子曰「得道者多助,失道者寡助/道理にかなう人は助ける人が多く;道理に

かなわない人は助ける人が少ない」

今流にいえば、天の時、地の利、人の和の三拍子が揃わないと大事を成し遂げる

ことができないということですが、そういう中でも、人の和を一番大事にしなさいとの

ことですね。

令の字や 令和時代の 初師走⇒正均