3月9日、10日第14回九州志帥塾へ行ってきました。

中国に「赶鴨子上架」ということわざがありますが、できないのに無理やりにやらせるという意味でしょうか。

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九州志帥塾は鍵山秀三郎相談役を旗印に、神渡良平先生を塾長として毎年の3月第2土日に開催されます。

小倉の石丸龍さん、山口の前田敏統さん、播磨の木南一志さんらが主役で養心の会を盛り上げています。

石丸さんは4年前に脳梗塞で倒れましたが、血がにじむような努力を重ね、今は左手で手紙を書くまで回復しました。

 

参加者120人近くの名札は石丸さんの直筆です。これだけでもみなさん感動してしまいます。

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私のようなものがこんな大舞台に立てたのはまったく養心の会はりまの木南さんと山口養心の会前田さんのおかげです。

去年の1月両養心の会で講演させていただきました。

私の人生のターニングポイントで貴重な気づきをいただいたお二人です。

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3月9日午後私がトップバッターとして講演しました。 続いて腰塚勇人さんの講演で「命の授業」というタイトルです。

元体育の教師でしたが、スキーでの大事故で全身マヒの体になりました。

懸命のリハビリにより社会復帰できるまで回復しますが、事故をきっかけに人生も人生観も大きく変化しました。

腰塚さんの「口は人を励ます言葉や感謝の言葉を言うために使おう 耳は人の言葉を最後まで聴いてあげるために使おう 目は人のよいところを見るために使おう 手足は人を助けるために使おう 心は人の痛みがわかるために使おう」は、あまりにも有名です。

 

夜の懇親会はそれこそ盛り上がりました。特に富山から来た斉藤ファミリーの披露はすごかったです。

知的障害の社員たちが「教育勅語」、「般若心経」などを次々と暗誦し大喝采を受けました。

10日の午前は著書「おかあさん ぼくが生まれてごめんなさい」で有名な向野幾世さんの「大切なのは人の愛」という講演でした。

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生涯を障碍者教育にささげた向野さんは、東北被災地の孤児達をジプロスへ連れて行った経験を例に「親子・家族・地域の絆」を強調しました。

「夏雲や生き残るとは生きること」俳句甲子園最優秀作岩手県立黒沢尻北高校 佐々木達也さんの作品を紹介しましたが、あまりにも身に染みてきました。

写真の二つの蝋燭は、自分の心に火がついてなければ他人の心に灯を点すことができないという実演です。

 

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神渡良平さんは、元プロ野球選手小久保裕紀さんを皮切りに、義足のランナー島袋勉さん、千日回峰行を成した塩沼亮潤大阿闍梨を例に「天下のこと順逆なし、わが心の中に順逆あり」を説きました。タイトルは「笑顔は天の花」でした。

「幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せなんだ」 最後に前田さんが閉会のあいさつに立ちましたが、涙で声になりませんでした。例の志帥塾式の「そーれ、ちゃちゃちゃ」で4人の講師に拍手を送り、来年九州の地で再開することを約束して演壇を下りました。

 

本当に感動的な二日間でした。

 

「春風や愛と絆の志帥塾」⇒正均