糖尿病の漢方薬膳
先週土曜日(7月27日)午後、糖尿病の予防、改善の薬膳セミナーが
木元漢方食品研究所で行われました。21人の方々が参加されました。
中医学での糖尿病は「消渇病」という病気になります。 糖尿病の初期は特に
辛い病的な症状はないですが、三つの特徴があります。 「多食」:食べても
食べてもお腹がすいてしょうがない。 「多飲」:飲んでも飲んでも喉が渇く。
「多尿」:トイレが忙しい。
このぐらいのことは大したことがないと思い込み、養生をせずに平気でおられる方
いますが、実は、、糖尿病が怖いのは合併症です。糖尿病は合併症の病気と言っても
いいでしょう。 … 自覚症状がないうちに病気が進み、網膜病変(白内障などの
目の病気)、血管障害(動脈硬化)、末梢神経障害(手足のしびれなど)、
末梢組織の壊死(足指の壊疽など)、恐ろしい病気に進んでしまいます。
漢方的な考えで糖尿病の方の体質を三種類に分けられます。 ① 気陰両虚ー気、血、
津液すべてが不足して疲れやすい ② 陰虚体質ーインシュリン分秘不足による体液の
不足で内臓がカラカラ乾燥で砂漠のような状態。 ③血糖が高く、血液がどろどろで
瘀血の状態ー合併症の原因。
糖尿病の食事の基本:白米より玄米を主食にー血糖の急激な上昇を防ぐ。 できる
だけ炭水化物の摂取量を抑え、食物繊維を多めにとる。
糖尿病予防、改善の漢方薬膳の素材:コクの実、黄精、なつめ、竜眼肉、高麗人参、
トウモロコシのひげなど。
もちろん、食後には必ず歩くなどの運動が必要になります。