濱口商店の濱口さんより貴重な健康情報が送られてきましたのでご紹介します。

脳の血管が詰まったり急に破れたりする脳卒中は再発し易い病気だ。患者の2人に1人は10年以内に再発する。なかには何度も起こす人もいる。下地となる生活習慣や病気を持っているのが主な原因で、初めの時より重い後遺症が出たりする。専門家は“生活習慣を改善し処方された薬を飲み続ける事で再発の危険性を減らしてほしい“と呼びかけている。

脳卒中の年間発症者数は推計で約30万人。亡くなる人は12万人にのぼる。中高年に多い病気で、死因としてはがん・心臓病・肺炎に次ぐ。脳卒中で飲み込む能力が低下し、肺炎になる事もある。脳卒中の治療法は進化しているが、運よく助かったとしてもマヒなどの後遺症が出やすい。寝たきりなど、重度の要介護の約3割を占めるとされる。

◎脳卒中は3つに分けられる。脳の血管が詰まる脳梗塞、細い血管が破れる脳出血、脳の表面を走る動脈に出来たこぶが破れるくも膜下出血だ。この内、脳梗塞が全体の約7割を占めており、脳出血は約2割、くも膜下出血は約1割だ。3タイプとも再発し易いが、特に再発率が高いのが脳梗塞で、1年以内でも10人に1人は再発している。と指摘するのは、脳卒中治療に長年当たってきた日本脳卒中協会(大阪市)の山口武典理事長だ。“再発すると重症化する例も多い。特に1度目とは反対側に再発が起こると、両側のマヒや言語障害など重い症状が出る”と話す。脳梗塞の中でもタイプがいくつかある

①心臓に出来た血の塊(血栓)が脳の動脈に流れ込んで起るタイプは特に重症化しやすい。

②高血圧が原因で脳の細い血管が傷ついて起るタイプは繰り返すと認知症につながる。

一般的な脳梗塞の主な原因は生活習慣による動脈硬化だ。高血圧や糖尿病、高コレステロール、喫煙が動脈硬化の4大危険因子という。そのほか、加齢や過度なストレスなども発症の危険を押し上げる要因だ。

 ☆血圧を制御すれば4割、適切な薬で7割が再発防止できる。定期健診も忘れずに。

◎脳卒中克服10か条 ①生活習慣(自己管理、防ぐあなたの脳卒中)

②学ぶ(知る学ぶ再発防ぐ道しるべ)③服薬(やめないで、あなたを守るその薬)

④かかりつけ医(迷ったら、すぐに相談かかりつけ)⑤肺炎(悔るな、肺炎あなた

の命とり)⑥リハビリ(リハビリのコツはコツコツ・根気よく)⑦社会参加(社会と

の絆忘れず外に出て)⑧後遺症(支えあい克服しよう後遺症)⑨社会福祉制度(一人じゃない福祉制度の活用を)⑩再発時対応(再発か?迷わずすぐに救急車)

◎適度な運動 そこで生活習慣の見直しが再発防止に重要になってくる。まずは食事。

塩分や脂肪分の摂りすぎに注意し、野菜や果物をなるべくとるようにする。こまめに水分をとり、アルコール摂取もほどほどにし、禁煙して適度な運動を欠かさないようにするのが最適だ。                    (日本経済新聞記事より)