濱口商店の濱口様からの健康情報です。

健康情報 CT・MRI・PET“ がん発見に得手・不得手

人間ドックや病気の診断でコンピュータ断層撮影装置(CT)、磁気共鳴画像装置(MRI)、また陽電子放射断層撮影装置(PET)などの検査を受けた経験のある人は多いだろう。どれもガンの早期発見などに活躍する検査装置だが、それぞれの装置によって得手・不得手がある。人間ドックを受診する場合も、どの装置が使われるか知っておく事が必要だ。例えばCTとMRIはどう違うのだろうか?CTはX線で体を輪切りにして撮影する。骨や肺、脳の血管、腹部などがきめ細かく写る。X線の被爆を心配する声もあるが10秒程度で撮影出来る機動力は強み。肺や甲状腺がんなどの診断に向く。またCTは脳内の出血状況も分る。一方MRIは強力な磁力で体内の水分の様子などをとらえ、濃淡の強弱で画像化し病変を浮かび上がらせる。CTと違い体を様々な角度から眺められる。脳の機能、神経や脊髄、子宮やぼうこうがある骨盤内の臓器を調べるにはMRIが有利。PETはがん細胞が体内のブドウ糖を取り込みやすい性質を診断に利用している。超音波診断装置は患者の身体に負担がかからない。超音波の発信器を体の表面に押し当て、体内の様子を画像に描き出す。いわば“見える聴診器”。骨や空気に遮られるため脳や肺の検査は出来ない。

それぞれの検査装置の特徴を学んで、選択の目安にして欲しい。

特      徴
超音波・診断装置 体内を手軽に画像化できX線を使わないから被爆がない。骨などで死角がある。肝臓がん、胆石、乳がん、心臓疾患。
コンピュータ断層撮影装置(CT) X線で全身を輪切りにして撮影する。1020秒と短い。X線の被爆がある。肺がん、甲状腺がん、脳血管の障害。
磁気共鳴画像装置(MRI) 強力な磁力、高い精度で画像を撮影する。数十分かかる。ペースメーカーなど金属には不向き。脳、神経、子宮筋腫。
陽電子放射断層撮影装置(PET) 全身を画像で浮かび上がらせる。悪性度や転移先も分る。放射性同位元素を注射(管理困難)。全身、脳腫瘍、認知症。