中国のことわざ「杯弓蛇影/杯中の蛇影」の意味は、

杯中に蛇の影があるのを見て、蛇を飲んだと思って病気になったが、

後にそれは弓の影であったと知り、病気がたちまち治ったという

故事から、疑い惑う心が生じれば、つまらないことで神経を悩まし苦しむ

ことのたとえです。

似たような言葉に「疑心暗鬼を生ず」があります。疑心が起こると、

ありもしない恐ろしい鬼の形が見えるように、なんでもないことまでも

疑わしく恐ろしく感じることを言います。

今日中国からきている一番下の姉を連れて胃腸の健診に行きました。

今年の3月故郷に帰省した時、姉は胃潰瘍で2か月間穀物が食べられず、

サツマイモや南京などで我慢したと聞きました。

また、手で触っても胃に大きなポリプ見たいなものを感じ、胃癌だと

宣言されるのが怖くて、健診に行けなかったそうです。

あまりにもやつれていてかわいそうでしたので、日本に呼んで温泉にも行ったり、

気分転換をしながら精密検査を受けさせようと思いました。

来日して一か月半経ちましたので、今日胃カメラを飲んだりして検査しましたが、

胃潰瘍もポリプも見つかりませんでした。院長先生から全然問題ありませんと

言われ、家に帰って結果報告をしたら、旦那さんの義兄と長姉は涙しながら

喜びました。

実は朝出発するとき、義兄と長姉を一緒に誘いましたが、ガンに間違いないだろうと

怖くて行けなかったそうです。当の本人も普段は低血圧ですが、ガンが宣告されたらの

緊張感で、血圧が175/102にまで上がってしまいました。

家に帰って「杯弓蛇影/杯中の蛇影」話をしました。

みんなが笑しました。

私たちは五人兄弟で、私をはじめ四人はちょっと無謀なくらい強がり屋ですが、

この姉だけが小心者でなんでも慎重派です。

姉たちの安心安堵の笑い声に、姉たちを日本に招待した目的達成と家内も

こころより喜んでくれました。