先日エベレストママ田部井淳子さんがこの世を去りました。

田部井さんは1975年5月16日女性として世界で初めてエベレスト登頂に成功し、

七大陸最高峰を女性初として踏破するなど数多くの伝説を生み出しました。

大分前になりますが、友人からNHKスペシャル「エベレスト~世界最高峰を

撮る」DVDをいただきました。

私はチベットの北陵ルートから登りましたが、田部井順子さんはネパールの

南東陵ルートから登っています。

NHKの撮影隊もネパールルートから登っていますので、今日田部井さんを

偲びながらみさせてもらいました。

高山病で苦しんだり、強風に行く手を阻まれたり、3千メートルも切り立った

崖で滑落しそうになったり、遭難者の横を通ったり、山頂で登頂を喜んだり

する登山者の顔が田部井さんの顔と重なったりしました。

エベレストに登る2年前、今から7年前に私は田部井淳子さんの講演を

宍粟市の山崎で聞きました。

とても気さくで明るく近付きやすい方でした。すでに70歳というのに

演壇の階段を飛んで上がるのにはびっくりしました。

7000mの景色、8000mの風に惹かれて今も毎年ヒマラヤに行っています

というのが印象的でした。早口ではありましたが、わかりやすい講演でした。

その後、日本のアルプスを登ったり、東北震災地高校生の富士登山を応援したり

する田部井さんの活躍ぶりに目を細めていましたが、ガンのため帰らぬ

人となりました。

「エベレストママ」という愛称のように、山を愛する人たちに愛されて止まない

田部井順子さんのご冥福を謹んでお祈り申し上げます。合掌。