先週土曜日26日、NPO法人WAHAHAの会主催で月一度のがん予防大学講座が姫路市勤労市民会館で開催されました。
まずは広島大学名誉教授の永井史郎先生の講座、がんの遺伝子治療の最前線というタイトルで、先日NHKで放映されましたがんの遺伝子治療の研究と未来について解説されました。副作用の少ないピンポイントの治療に期待したいという内容でした。
次に、前田良枝先生のおふくろ薬膳のコーナー。痛みをとるビワの葉の効能と実用、喘息、咳に効くレンコン、特にレンコンの節のところが有効。みかんの効能、特にみかんの皮は漢方薬としても使われる優れもの、などの誰にでもできるお金のかからない健康法について紹介していただきました。
最後に、私のコーナー、がんが治るということーその物差しとはというタイトルで話させていただきました。ガンの辞典の編集長の小澤康敏さんの「がん克服の三つの物差し」について私の経験を交えて解説しました。
① 病気の物差し 測定する対象はがん。この物差しが示すものはがんの大きさ、悪性度、転移度合い、ステージ、余命など、 測定する担当者は医者。この物差しでの判断基準はがんが消える、消えない、治る、治らない。
② 元気の物差し 測定する対象は体全体、測定者は患者自身+α。物差しメモリが示すものは、健康度、治癒力。この物差しの判断基準は体への感謝、自分の体への信頼、治癒のエネルギー(世界で一番優秀な病院は自分の体自身)。
③ いのちの物差し 測定対象は人生、生き方。測定者は自分。この物差しのメモリが示すものは、人生観、死生観。この物差しの判断基準はがんを持ちながら幸せを感じられる生き方。

がんになって、がんに怯えて、がんに囚われて、がんに人生が支配されるがん主役の生き方をするのか、それともがんになったことをきっかけに自分が主役の人生を生きるのかで結果が違ってくると思います。しっかり自分の物差しをもってがんを生きたいものです。
今年のがん予防大学講座は今回で最後になりました。
来年も引き続きがんについて勉強していきます。来年のテーマは「気」です。多くのがん患者が取り入れているかくりん気功、そしてがん体験者を交えてがんについて語り合う茶話会などを企画しております。